2015年~2025年、10年後に起きる10の(後編)こと

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生涯を笑顔に〜 ライフスマイリスト FPの上野です。(゜0゜;)





『これから先の10年…』と言うとまだ先の話のようですが、

『過ぎ去った10年…』を思い出すと意外と短い印象ありませんか?

今回は、

2015年〜2025年、10年後に起きる10のこと、その後編をお送りします。

これらの出来事、意外と早くやって来るかもしれませんよ。








⑥ 高齢者が労働を続け、70歳〜80歳まで働く時代に。

 1955年当時、日本の平均寿命は、

男性63.60歳、

女性67.75歳

だったのが、世界最速で高齢化社会となる。

高齢化のスピードも諸外国に比べ速く、

※総人口の高齢化(65歳)率が7%→14%に達するまでの所要年数国別比較

ドイツ : 40年、

スペイン : 44年、

イギリス : 47年、

イタリア : 61年、

スウェーデン: 85年、

フランス:115年、

それに対し、

日本は24年と、異常に速いスピードで高齢化が進行していることがわかります。

それにより、

65歳以上は高齢者=『支えられる年齢』

と考えるのは社会的にそぐわなくなり、

『今後のさらに高齢社会を支える貴重な人材』

として

年齢に関わりなく意欲、能力のある高齢者が働ける制度的が構築される必要がある。





⑦ 農業が見直され、肉や牛乳、穀物などは輸出産業になる。

現在、政府の成長戦略として

『農産品の生産や輸出を拡大し農家の所得を10年で倍増する』

と表明。

政府のこうした姿勢の背景には、

TPP(環太平洋経済連携協定)参加への対策です。

高度成長期、日本はひたすら工業化社会を追い求めて来ましたが、

そのおかげもありセンサーや各種部品、ITなど先進的な技術力は豊富で、

きめ細かい工業的なノウハウを持つことも事実。

それを次は農業に生かそうという試みが既に始まっており、

今までは『農業』とは無縁だった工業メーカーが農業に参入しつつあります。





⑧ 介護ビジネスは、医療の進歩と財政不足により、今ほど伸びない.

『介護ビジネスはこれからの日本でもっとも注目される成長産業』

と言われています。

しかし現状 介護ビジネスは1人の従事者がこなせる高齢者の数が少なく、

その分 人件費がかさみ利潤が出せない構造になっています。

経営を効率化し、スケールメリットを出せる事業所は今後も利益を伸ばしていきますが、

小規模事業者かなり苦戦を強いられでしょう。

雇用側の視点では、

労働力としての人件費は、パートやアルバイトで安くあげ、

質の高いサービスを生み出せる従事者に対しては

今よりもずっと高い給与を払う、という二極化になるでしょう。

しかし全体としては、利用者が伸びようとも

国の財政難から 介護保険の負担を増やす事はできず

今後も悪条件での労働環境は続くでしょう。





⑨ 企業再編が進み、働く場がなくなる

大手だからと言って安心はできない、

国際競争力も資本力も弱い企業は、否応無しに押し寄せるグローバル化の動きに飲み込まれていく。

ダーウィンは進化論で

『この世に生き残る生き物は、

最も力の強いものか?そうではない。

最も頭のいいものか?そうでもない。

それは、

変化に対応できる生き物だ』


と言葉を残していますが、

この言葉は今後の企業にもそのまま当てはまるようです。

この再編の波が必然的に国内事業の効率化を進めますが、

その結果 ④『公務員の大幅削減』と同じく民間企業も募集人員が減っていきます。





⑩ 地方で起業する若者のビジネスが、地域貢献で注目される

『地域密着ビジネス』と『地域貢献ビジネス』は違います。

例へば、

・商店街のお店が、地元の住民に愛される店として営業しているのは、

『地域密着ビジネス』

・地元の商店街が結束し、地元の持っている価値(特産品 地域性)を見直し、

それをアピール 市外・県外から大勢の人たちを引き寄せ、

それらの人たちが 市内の他のお店にもお金を落とし、

市内全体が潤うようになった。

それが

『地域貢献ビジネス』

です。

『自分達の価値をきちんと認識し多くの人にPRすること』、

こうした考えは一般のビジネスにおけるブランディングの考え方と全く同じです。

企業で培ってきたブランディング発掘力を活用して

地域プロデューサーとして必要な資質を磨いた上で、

○○市に対して何ができるのか能力を発揮する若者が注目されます。







【まとめ】

かつて、日本は明治維新の頃は、世界から取り残されたの極貧国でした。

廃藩置県で藩が崩壊し失業者となった旧士族があふれ、

当時 誕生したばかりの明治政府にはそれをまかなえる経済力は無く、

まさに最悪といってよい状況でした。

そんな中で人々は、必死で働き 懸命に努力し、

50年を経たずして第一次世界大戦の頃には、

日本はなんと世界のG5の仲間入りをする大国にまで成長しました。

また、

太平洋戦争の終戦直後、昭和20年当時でも、

国内のほとんどは焼け野原となり、

外地から復員してきた600万人もの元兵士や軍属や民間人が失業者となって巷にあふれ、

日々の食べ物さえ満足に買えない酷い時代を迎えることになりました。

けれど当時の人々は必死に努力し、

戦後40年経たずして1980年頃には、

日本は世界第2位の経済大国にまで成長しました。



短期間にこれだけの奇跡の成長ができたのは、

国がたとえ極貧状態にあっても、人々の努力次第で、

わずかな期間に大きな成長を遂げることができるということの証明でしょう。




日本は資源の少ない国。

その日本が、短期間に経済的に成長できたのは、

日本人が勤勉で徳義を重んじ、公に奉ずることを尊ぶ国民だったからです

日本にまだその地力があれば、この悲観的な観測を覆すことができるでしょう。




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